【完全ガイド】ChatGPTの営業での活用法8選!実際のプロンプト付き

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この記事でわかること

ChatGPTの営業業務においての活用法をまとめて理解できます。

目次

はじめに

近年、AI技術の進化は目覚ましく、様々な業務でAIツール、とりわけChatGPTが活用されるようになってきました。

それは営業領域でも同様です。


しかし、
「営業にどう役立てるの?」
「活用法がいまにち分からない」
「使ってみたけど、効果が実感できない」

といった疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、

ChatGPTの基本的な概要から、営業における効果的な活用方法8選をすぐに使えるプロンプト例と共にわかりやすく解説します。


1. ChatGPTとは?

ChatGPTとは、アメリカのOpenAI社が開発した、大規模言語モデル(LLM)を搭載したチャットボットです。

膨大なテキストデータを学習しており、人間のように自然な文章を生成したり、質問に答えたりすることができます。

その能力は多岐にわたり、営業においても様々な業務を効率化し、新たな可能性を生み出すことが期待されています。


2. ChatGPT活用による営業メリット

ChatGPTを営業に活用することで、以下のようなメリットが期待できます。

1.業務効率化: 議事録作成、日報作成、メール作成などを自動化することで、営業担当者の負担を軽減し、業務効率を大幅に向上させることができます。

2.顧客エンゲージメント向上: パーソナライズされた提案やコミュニケーションを実現することで、顧客とのエンゲージメントを高め、顧客満足度向上に繋げることができます。

3.営業成果の向上: 質の高い営業資料作成や提案内容の改善を通じて、顧客の購買意欲を高め、成約率向上に貢献することができます。

4.新たな営業戦略の創出: データ分析や顧客インサイトの抽出を通じて、より効果的な営業戦略を策定することができます。


3. ChatGPT営業活用法8選(プロンプト付き)

以下では、ChatGPTを営業に活用する具体的な方法を8個ご紹介し、それぞれのプロンプト例も併せてご紹介します。


3.1 商談議事録作成

活用方法: ChatGPTに商談の音声データやメモ書きを提供することで、商談内容を記録した議事録を自動作成することができます。商談後の議事録作成時間を大幅に削減できます。

プロンプト:

下記の情報に基づき、商談議事録を作成してください。


### 商談情報


* 顧客名: $顧客名

* 日時: $日時

* 参加者: $参加者

* 商談内容: $商談内容 (音声データ or メモ書きを添付)


### 議事録項目


以下の項目を含めてください。


* 商談の目的

* 参加者と所属

* 話し合われた内容 (箇条書き)

* 決定事項

* 次回アクション

* その他メモ


### その他


* 議事録は丁寧な言葉遣いで記述してください。

* 決定事項や次回アクションは明確に記述してください。

使い方:


・$顧客名、$日時、$参加者、$商談内容 に具体的な情報を入力する。
・商談内容を音声データで入力する場合は、文字起こしツールと組み合わせて使うと効率的です。


※商談データに関しては、重要情報、個人情報に該当する場合があるため、取り扱いには注意が必要になります。

3.2 営業日報作成

活用方法: ChatGPTにその日の営業活動内容を提供することで、営業日報を自動作成することができます。日報作成の手間を省き、時間を有効活用できます。

プロンプト:

下記の情報と日報サンプルを参考に、本日($日付)の営業日報を作成してください。


### 営業活動情報


* 訪問先: $訪問先一覧

* 商談内容: $商談内容メモ (複数可)

* 受注状況: $受注状況

* 今後の予定: $今後の予定


### 日報サンプル

(過去の日報をサンプルとして添付する)


(例)

営業日報

日付: 2023年12月20日

氏名: 営業太郎

本日の活動内容

午前: A社訪問。〇〇について提案。

午後: B社と商談。〇〇の導入について検討中。

夕方: C社に見積書提出。

受注状況

A社: 検討中

B社: 来週中に回答予定

C社: 受注見込み

今後の予定

明日: D社に電話連絡。

来週: B社に再訪問。

その他

特になし。


### その他


* 日報サンプルのフォーマットを参考に作成してください。

* 具体的な内容を記述してください。
   

使い方:
$日付、$訪問先一覧、$商談内容メモ、$受注状況、$今後の予定 に具体的な情報を入力する。

3.3 メール文面作成

活用方法: ChatGPTに顧客情報やメールの目的などを提供することで、顧客に送る営業メールの文面を自動作成することができます。パーソナライズされたメールを効率的に作成できます。

プロンプト:

下記の情報と過去のメール文を参考に、$顧客名 様に送る営業メールの文面を作成してください。


### メール情報


* 件名: $件名

* 目的: $メールの目的 (例: 提案資料送付、アポイントメント依頼)

* 本文に含める内容: $本文に含める内容 (箇条書き)


### 過去のメール文


(過去のメール文をここに貼り付ける)


### その他


* 丁寧な言葉遣いで記述してください。

* 件名は簡潔で分かりやすくしてください。

* 顧客の状況やニーズに合わせた内容にしてください。


使い方:
$顧客名、$件名、$メールの目的、$本文に含める内容 に具体的な情報を入力する。
過去のメール文を添付し、適切なトーンや言い回しで作成する。


3.4 営業資料の構成案作成

活用方法: ChatGPTに顧客情報や製品/サービスの情報などを提供することで、顧客に合わせた営業資料の構成案を作成することができます。説得力のある資料作成の時間を短縮できます。

プロンプト:


$顧客 に向けた、$製品名/$サービス名 の営業資料の構成案を作成してください。


### 資料の目的


* 資料の目的 (例: 顧客に製品/サービスを理解してもらう、購買意欲を高める)


### 顧客情報


* 業種: $顧客の業種

* 課題: $顧客が抱えている課題

* ニーズ: $顧客が求めているもの


### その他


* 資料はストーリー性のある構成にしてください。

* 顧客の課題やニーズに焦点を当ててください。

* 図表や画像などを効果的に活用することを検討してください。

   

使い方:
$顧客名、$製品名/$サービス名、$資料の目的、$顧客の業種、$顧客が抱えている課題、$顧客が求めているもの に具体的な情報を入力する。


3.5 ロープレ用顧客役プロンプト

活用方法: ChatGPTに顧客の人物像や会社情報などを提供することで、営業ロープレで顧客役を演じるための情報を与えることができます。より実践的なロープレを行うことができます。

※チャットGPTのボイスモード機能を活用すると、より実際の商談に近いロープレが実現できます。

プロンプト:

これから営業のロールプレイングを行います。あなたは $顧客名 という会社の $役職 の人です。その人になりきって、私の営業提案を受けて、フィードバックをください。


### 人物像


* 年齢: $年齢

* 性別: $性別

* 性格: $性格 (例: 慎重派、積極的、論理的)

* 趣味: $趣味

* 価値観: $価値観


### 会社情報


* 業種: $業種

* 規模: $規模 (従業員数など)

* 課題: $会社が抱えている課題

* ニーズ: $会社が求めているもの


### ロープレシナリオ


営業担当者から $製品名/$サービス名 の提案を受けます。


### その他


* 上記の情報に基づき、顧客役として自然な会話をしてください。

* 営業担当者の質問には、あなたの性格や価値観を反映した回答をしてください。

* 必要に応じて、過去の経験や具体的なエピソードなどを交えて話してください。   

使い方:
「###人物像 ###会社情報 ###ロープレシナリオ」に具体的な情報を入力する。


※チャットGPTのボイスモード機能と組み合わせることで、より本番に近い形でロープレが実施できます。


3.6 顧客視点でのFAQ作成

活用方法: ChatGPTに営業資料を提供することで、顧客視点のFAQを作成することができます。顧客が抱きそうな疑問点を事前に予測し、解消することができます。

プロンプト:

下記の営業資料を元に、顧客視点のFAQを作成してください。


### 営業資料


(営業資料の内容をここに貼り付ける or ファイルをアップロード)


### 顧客情報


(顧客のペルソナや人物像を入力)


### FAQ項目


以下の点を考慮してFAQを作成してください。


* 顧客が抱きそうな疑問点

* 製品のメリットとデメリット

* 導入方法や運用方法

* 価格や料金体系

* よくある質問


### その他


* 分かりやすく簡潔な文章で記述してください。

* 顧客が疑問を解消できるような内容にしてください。

使い方:
・「営業資料の内容、顧客情報」をプロンプトに入力する。
・必要に応じて、FAQ項目を具体的に指定することもできる。


3.7 市場調査

活用方法: ChatGPTに特定の市場/業界を指定することで、市場規模や競合情報などの調査を効率的に行うことができます。市場動向を把握し、営業戦略に役立てます。

プロンプト:


$市場/$業界 について、下記の観点から情報を収集し、分析してください。


### 調査項目


* 市場規模と成長率

* 主要なプレイヤー (競合企業)

* 顧客のニーズとトレンド

* 関連法規制

* 今後の展望


### その他


* 信頼性の高い情報源を元に調査してください。

* 情報を整理し、分かりやすくまとめてください。

* 図表などを用いて視覚的に表現することも検討してください。

使い方:
・$市場/$業界 に具体的な情報を入力する。
・必要に応じて、調査項目を追加する

・最新情報が欲しい場合は「最新情報を検索」とプロンプトに含める。


3.8 顧客インサイト分析

活用方法: ChatGPTに商談データを提供することで、顧客のニーズや課題を分析し、顧客インサイトを導き出すことができます。より深い顧客理解に基づいた営業活動を行うことができます。

※商談データは、複数あるとより効果的な分析ができます。

プロンプト:

下記の商談データを分析し、「顧客ニーズ」と「営業の課題」を明らかにし、顧客インサイトを導き出してください。


### 商談データ


(商談データの内容をここに貼り付ける or ファイルをアップロード)


### 分析項目


* 顧客が抱えている課題は何か?

* 顧客は何を求めているのか?

* 顧客が製品/サービスに興味を持ったポイントは何か?

* 顧客が購入をためらった理由は何か?

* 営業担当者の説明で分かりにくかった点は何か?

* 営業担当者の対応で改善すべき点は何か?


### その他


* データを元に具体的な事例を挙げて分析してください。

* 顧客の行動や発言から、その心理を読み解いてください。

* 分析結果に基づき、今後の営業活動に活かせる示唆を導き出してください。

使い方:
・商談データ (議事録、メールなど) をプロンプトに入力する。
・必要に応じて、分析項目を追加する


※商談データに関しては、重要情報、個人情報に該当する場合があるため、取り扱いには注意が必要になります。


まとめ

この記事では、ChatGPTの基本概要、営業での活用メリット、そして具体的な8の活用方法について解説しました。

これら以外にも、アイデア次第で様々な使い方が考えられます。

ぜひ、業務に取り入れながら、営業活動の「効率/成果」向上に繋げていきましょう。