ChatGPTの料金プランを徹底解説!無料版から法人向けプランまで!(〜比較表付き〜)

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この記事でわかること

ChatGPTの料金プランについて「無料プランから法人向けプラン」まで違いを比較表で理解できます。

目次

はじめに

近年、生成AIサービス「ChatGPT」の利用が急速に拡大しています。

自然な会話、精度の高いテキスト生成能力を持つChatGPTは、個人だけでなく企業にとっても、業務効率化や新たなビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めています。

しかし、ChatGPTには無料プランから法人向けプランまで、さまざまな料金プランがあり、それぞれ機能や制限が異なります。

そこで、本記事では、最新のChatGPTの料金プランを徹底的に比較し、無料プランから法人向けプランまでの違いを分かりやすく解説します。

ChatGPT導入を検討する際の参考として、ぜひ最後までお読みください。


1.ChatGPTの料金プラン:無料、有料、法人向け

ChatGPTは基本的に無料で利用できます。

しかし、より高度な機能や、高速なアクセス、高い利用制限を求める場合は、有料プランの利用をおすすめします。

各料金プランの最新の情報を下記にまとめています。


1.1 無料プラン

料金: 無料

対象:個人向け

主な機能:

  • GPT-4o miniモデルへのアクセス
  • 基本的な対話機能
  • GPTs/GPTストアの利用が可能(作成は不可)

制限:

  • GPT-4oモデルへのアクセスは限定的
  • データ分析、ファイルアップロード、ビジョン、Webブラウジング、画像生成機能へのアクセスは限定的
  • 利用制限あり


1.2 ChatGPT Plus

料金: 月額20ドル

対象:個人向け

主な機能:

  • GPT-4、GPT-4o、GPT-4o miniモデルへのアクセス
  • データ分析、ファイルアップロード、ビジョン、Webブラウジング、画像生成(DALL·E 3)機能へのアクセス
  • 高度な音声モードへのアクセス
  • GPTsの作成と利用
  • 新機能への早期アクセス
  • GPT-4oのメッセージ数増加(最大5倍)

制限: GPT-4の利用にはレート制限あり


1.3 ChatGPT Team

料金:

  • 月額30ドル/ユーザー(ユーザー1人あたり)
  • 年額課金の場合、月額25ドル/ユーザー

対象:法人向け

主な機能:

  • Plusプランのすべての機能
  • GPT-4o miniへの無制限アクセス
  • GPT-4、GPT-4o、DALL·E 3、Webブラウジング、データ分析などのツールでの、より高いメッセージ制限
  • ワークスペースでのGPTの作成と共有
  • ワークスペース管理用の管理コンソール
  • チームデータはデフォルトで学習から除外

制限: ユーザー数に応じた料金設定


1.4 ChatGPT Enterprise

料金: 要問い合わせ

主な機能:

  • Teamプランのすべての機能
  • GPT-4、GPT-4o、GPT-4o mini、DALL·E 3、Webブラウジング、データ分析などのツールへの無制限の高速アクセス
  • 長い入力用に拡張されたコンテキストウィンドウ
  • エンタープライズデータはデフォルトで学習から除外され、カスタムデータ保持ウィンドウが設定可能
  • 管理者制御、ドメイン認証、アナリティクス
  • 充実したサポートと継続的なアカウント管理
  • 静的データ分析(以前のAdvanced Data Analysis)と共有可能なチャットテンプレート

制限: 料金は利用規模や要件に応じてカスタマイズ


2.ChatGPTプランごとの比較表


下記に各プランごとの特徴や違いを比較表にまとめました。

ChatGPT料金プラン比較表


(横長)


(縦長)


比較表の詳細解説

  • 利用できるモデル: ChatGPTは複数のAIモデルを提供しており、プランによってアクセスできるモデルが異なります。またモデルごとに性能や特徴が違います。
  • GPTs: ユーザー自身が目的に合わせてカスタムのAIBOTを作成できる機能です。無料プランでは利用のみ可能で、Plusプラン以上では作成も可能です。
  • GPTストア: さまざまなカスタムGPTsが登録されているストアで、他のユーザーが作成したGPTsを利用できます。
  • Webブラウジング & Search GPT: AIがインターネット上の最新情報を検索・取得できる機能です。
  • データ分析: エクセルや複雑なデータの解析や処理を行う機能です。
  • 画像生成(DALL·E 3): テキストから画像を生成するツール「DALL·E 3」を利用できる機能です。高いプランでは制限が少なく、無制限アクセスも提供されています。
  • 学習データの取り扱い: ユーザーの入力データがAIの学習に使用されるかどうかを示します。法人向けプランではデフォルトで学習から除外されます。
  • チーム共有機能: チームメンバーとAIの設定や利用状況を共有できる機能です。Teamプラン以上で利用可能です。
  • 管理コンソール: チーム全体の利用状況や設定を一元管理できるツールです。Teamプラン以上で提供されています。
  • 優先サポート: 問い合わせに迅速に対応してもらえるサポート体制です。
  • コンテキストウィンドウ: AIが一度に処理できるテキストの長さ(データ量)のことです。


3.安全に業務効率化を図ろう

ChatGPTの法人向けプラン(Team, Enterprise)では、入力データがデフォルトで学習に使用されないため、より安心して利用できます。

最新のモデルや機能へのアクセス、チームでの共有、管理機能など、業務効率化に役立つ機能が充実しています。

LLMは進化し続けている技術であるため、機密情報や個人情報の取り扱いには引き続き注意が必要です。

適切なガイドラインを策定し、安全にChatGPTを活用しましょう。


まとめ

本記事では、最新のChatGPTの料金プランを比較し、それぞれのプランの特徴、機能、制限などを解説しました。

ChatGPTは、無料プランから法人向けプランまで、さまざまなニーズに対応できるサービスです。

最適なプランを選択し、ChatGPTを効果的に活用していきましょう。